【1月4日 AFP】18-19スペイン1部リーグは3日、第17節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はサンティ・カソルラ(Santi Cazorla)に同点弾を含む2ゴールを許し、敵地でビジャレアル(Villarreal CF)と2-2で引き分けた。

 優勝した18クラブW杯(2018 FIFA Club World Cup)以来となる試合でドローに終わったレアルは、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点7差、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に同4差、3位セビージャFC(Sevilla FC)に同2差をつけられている。

 試合は開始4分、元アーセナル(Arsenal)のカソルラがペナルティーエリア内からカーブをかけたシュートで先制点を決めた。これはスペインリーグの2019年初ゴールで、34歳のカソルラ自身にとっては2012年以来となるリーグ戦での得点となった。

 それでも、MFのカゼミーロ(Casemiro)とルカ・モドリッチ(Luka Modric)が中盤を支配したレアルは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とラファエル・バラン(Raphael Varane)が共にヘディングゴールを決め、前半をリードして折り返した。

 しかし試合はこれで決着せず、終了間際に長い距離を走って上がってきたカソルラがノーマークとなり、ヘディングシュートをたたき込んだ。これで同点に追いついたビジャレアルが、降格危機にある中で貴重な勝ち点1を手にしている。(c)AFP