【12月28日 AFP】(写真追加)宇宙人の侵略か、はたまたイエス・キリスト(Jesus Christ)の再臨か──米ニューヨークの夜空が27日、不気味な青い色に染まり、ソーシャルメディア上で話題をさらった。

 最も多かったのは、地球外生命体の侵略という「最悪の事態」を恐れる声だ。ツイッター(Twitter)には「ねえ、何これ? 空が真っ青に染まったんだけど? 本気で大混乱中。宇宙人が今まさにニューヨークを侵略しているのかな」との投稿や、「まるで宇宙人がニューヨークに降り立つところみたい。空が青くなっているから」というコメントが相次いだ。

 混乱の中、「心配ないさ、ニューヨーク市民よ。空を染める青い光はイエスの再臨だ」とツイートする人も現れた。続いて、もしキリストの再臨なら普段の行いを改めなければならないとつぶやく人も。

 その後、空を青く染めた光の正体は、クイーンズ(Queens)地区の変電所で起きた変圧器の爆発だったとニューヨーク市警( NYPD)がツイート。発電所を所有する電力会社コンソリデーテッド・エジソン(Con Ed)も、クイーンズ地区のアストリア(Astoria)にある変電所で「火災が発生した」と発表した。消防当局によると「事態は収拾し、けが人や火災の報告はない」という。(c)AFP