【11月25日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは24日、第13節が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はウェストハム(West Ham)に4-0で勝利し、今シーズンの無敗を継続し公式戦での連勝を8にまで伸ばした。

 シティはこれで直近の13試合で12勝目となり、勝ち点を落としたのは0-0ながら見事な内容だった先月のリバプール(Liverpool FC)戦のみとなっている。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「国際Aマッチに伴う中断の後だから、4-0という結果を手に入れることができ良かった」とコメントしている。

「レアル・マドリード(Real Madrid)やバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を見てくれ。彼らは苦戦している」

 一方、チェルシー(Chelsea)は敵地でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に1-3で敗れ、開幕から続いていた無敗が途絶えた。

 ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)での一戦ではデレ・アリ(Dele Alli)とハリー・ケイン(Harry Kane)、孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)がそれぞれゴールを挙げ、トッテナムが地元のライバルを追い抜き3位に浮上した。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「とても幸せだ。すべては選手たちのおかげだ。彼らは素晴らしかった」と振り返った。

「われわれは謙虚でいなければならないし、このようなプレーを続けられれば大きなことを成し遂げられるということを認識する必要がある。このチームの課題は一貫性だ」

 対するチェルシーのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、「きょうはどの選手も気に入らなかった」とうなりながら胸中を明かした。「きょうはすべての内容が非常に悪かった。身体面、精神面、技術面、戦術面のすべてでだ」

「問題をいくつか抱えていたのは知っていた。このようなパフォーマンスを見せられれば、解決すべき問題があるのは誰の目にも明らかだ」

 また、敵地でワトフォード(Watford FC)と対戦したリバプールは3-0で勝利を収め、2位の座をキープ。首位シティとは勝ち点2差のままとなり、無敗を維持しているのはこの2チームのみとなった。

 ホームにクリスタルパレス(Crystal Palace)を迎えたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1-1で引き分け、首位との勝ち点差が14にまで広がった。

 カーディフ・シティ(Cardiff City)に1-0で勝利したエバートン(Everton)がユナイテッドを上回り6位に浮上しており、フラム(Fulham)は下位ともに苦しんでいるサウサンプトン(Southampton FC)に3-2で勝利し、クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)新監督の初陣を白星で飾った。(c)AFP/Kieran CANNING