【11月10日 AFP】米政界で長年待望されていたミシェル・オバマ(Michelle Obama)前大統領夫人(54)の新刊「Becoming」が13日、発売される。

 全米の複数の都市で行われる新刊発売記念イベントでは、米有名女性司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さんや女優のリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)さんら、ミシェル夫人のセレブ友達が司会を務めることになっている。

 ミシェル夫人は新刊の中で、夫のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領の米市民権に疑いを挟んだドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を「絶対に許さない」と記している。

 さらに2016年米大統領選で、大勢の女性が「うってつけの適任者で女性候補」のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官ではなく、「女性差別主義者」のトランプ氏に投票したことに驚かされたとも述べている。

 これを受けてトランプ大統領はすぐに反撃。フランスに向かう前にホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「ミシェル・オバマは大金をもらって本を書いた。彼らはいつも論争を作り出せと要求する。こっちも言わせてもらうぞ」「彼(オバマ前大統領)が金を出し渋ってわが国の軍にしでかしたことを私は絶対に許さない。彼がわが国の軍にやらかしてくれたことで、わが国は安全でなくなった」と述べた。

■流産から2人の娘を体外受精

 ミシェル夫人は新刊の中で、政治だけでなく流産から2人の娘の体外受精、結婚にまつわる話といったプライベートな問題も掘り下げている。長女マリア(Malia Obama)さん(20)と次女サーシャ(Sasha Obama)さん(17)は、人工授精によって授かったのだという。

 さらに、シカゴの法律事務所でミシェル夫人がオバマ氏の教育係をしていた時に始まったロマンスについて、「欲望と感謝、満足、驚きに胸をつかれた」と表現している。

 一方、2人は時々カウンセリングを受け、さまざまな問題について「徹底的に話し合って解決する方法」を学んだという。

 次回2020年の米大統領選への立候補も含めミシェル夫人の政界入りを望む声もあるが、新刊の記述によると、実現する可能性は低そうだ。ミシェル夫人は、「政治が好きだったことは一度もない。この10年の経験でもほとんど変わらなかった」と述べている。(c)AFP/Susan STUMME