世界1位ハレプのコーチが辞任、今季GS初優勝も「家庭の事情で」
発信地:パリ/フランス
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【11月10日 AFP】女子テニス、世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)のコーチを務めていたダレン・ケーヒル(Darren Cahill)氏が9日、2019年は家庭の事情で競技から離れると明かした。
現在53歳でオーストラリア出身のケーヒル氏は、ハレプのコーチを4年間務め、同選手が6月の全仏オープンテニス(French Open 2018)で四大大会(グランドスラム)初優勝を飾り、世界1位として一年を終える手助けをした。
レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)氏やアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏らの指導経験を持つケーヒル氏は、自身のインスタグラム(Instagram)に「私の家庭の事情で、2019年はシモナとのパートナーシップを続行しないことになった」と投稿した。
「この素晴らしい4年間をシモナに感謝したい。彼女の理解力や人柄、仕事に対する姿勢、寛大さ、そしてプロ意識が、コーチとして彼女の味方であることに喜びを与えてくれた。とにかく、夢のような仕事だった」
27歳のハレプもケーヒル氏の仕事ぶりに感謝の意を表し、自身のツイッター(Twitter)に「@darren_cahill、この4年にわたるハードワークと素晴らしいサポートに、本当に感謝しています」「あなたに出会い、一緒に旅ができて幸運でした」とつづった。(c)AFP