【11月5日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は4日、第10節が行われ、トルガン・アザール(Thorgan Hazard)が2得点をマークしたボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)がフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)に3-0で勝利し、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を押しのけ2位に浮上した。

 3日に行われたホームのSCフライブルク(SC Freiburg)戦を1-1で引き分けた昨季の王者バイエルンは順位を一つ落とし、首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と勝ち点4差の3位に転落した。バイエルンは10日、敵地でドルトムントとの大一番に挑む。

 メンヘングラッドバッハは前節フライブルクに1-3の黒星を喫し、ミッドウイークにはホームのドイツカップ(German Cup 2018-19)でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に0-5と大敗していたが、そこから立ち直りを見せた。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するエデン(Eden Hazard)を兄に持つアザールは、これで直近のリーグ戦7試合で7ゴールとなっている。

 後半開始直後、アラサン・プレア(Alassane Plea)のシュートが相手のハンドを誘うと、アザールがPKを決めた。

 アザールは「きょうは少し運があった。PKのキックはあまり良くなかったが、2敗した後に勝利をおさめることができて精神面でも良かった」と話した。

 メンヘングラッドバッハは67分、相手のミスを突き素早いカウンターアタックを仕掛けると、MFヨナス・ホフマン(Jonas Hofmann)が今季5ゴール目を挙げ、2-0とリードを拡大。82分にはアザールのシュートが相手に当たり、これがGKの逆を突いてゴールネットに吸い込まれた。

 メンヘングラッドバッハのゴールを守ったヤン・ゾマー(Yann Sommer)は「順位表で2位につけるのは良いことだが、何よりも大切なのはハードワークができたということ」と振り返った。

「2敗した後で良い反応を見せられたし、勝ち点は20に伸びた」 (c)AFP