【10月28日 AFP】18-19イタリア・セリエAは27日、第10節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2得点によりエンポリ(Empoli)を2-1で下し、2位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を7とした。

 開幕戦以来勝利のないエンポリは、28分にフランチェスコ・カプト(Francesco Caputo)のゴールで先制したが、ユベントスは後半にロナウドのPKで追いつくと、さらにロナウドはその後約23メートルの稲妻のようなシュートを沈め、移籍金1億ユーロ(約129億円)の価値を証明した。

 ロナウドは伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「一筋縄ではいかない試合だった。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の試合のあとで疲労も少しあったので、難しい試合になるとわかっていた」と話した。

「チームは落ち着いていた。ポゼッションを強めて後半はより多くのチャンスを作った。最後は勝利に値したね」

「ゴールのことはよく覚えていない。もう一度見てみる必要があるね。一瞬の出来事だったが、自信はあったしゴールに向かった」

 開幕10試合で9勝目を挙げたユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、「選手にはどんな内容でも勝たなければいけない試合だと伝えた」と話した。

「ゴールは常識を超えた選手が、魔法をかけた瞬間の出来事だった。子どもたちが学校でまねをするだろうね」(c)AFP