【10月18日 AFP】女子テニスのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)とエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が17日、来週シンガポールで行われるシーズン最終戦、WTAファイナルズ(WTA Finals Singapore 2018)の出場権を獲得した。

 元世界ランキング1位のプリスコバはこの日、クレムリン・カップ(Kremlin Cup 2018)のシングルス2回戦でベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)に1-6、2-6で屈したが、同日の試合でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)も敗れたことで、8人のみが出場できるWTAファイナルズへの切符をつかんだ。

 プリスコバは「WTAファイナルズへ3度目の出場が決まって喜んでいる。シンガポールでは2016年と2017年に最高の時間を過ごせたし、今年を代表する選手たちと勝負して一年を締めくくるのが待ちきれない」と語った。

 一方のスビトリーナは、プリスコバの敗戦を受けてシンガポール行きが確定。賞金総額700万ドル(約7億8800万円)の同大会では、すでにシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)、大坂なおみ(Naomi Osaka)、ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)、キャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)、スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)が出場権を手にしていた。

 しかし、世界ランキング1位のハレプは現在背中のけがを抱えており、16日にはクレムリン・カップを棄権。そのため、レースランキングで9位につけるベルテンスにも、最終戦に出場する可能性が残されている。(c)AFP