【10月8日 AFP】18-19イタリア・セリエAは7日、第8節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はアダム・ウナス(Adam Ounas)とロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)の得点でサッスオーロ(US Sassuolo)を2-0で下し、首位ユベントス(Juventus)との勝ち点差6を維持した。

 前日にユベントスがウディネーゼ(Udinese)に勝利するなか、前節の直接対決で敗れていたナポリは、それ以上の差をつけられることは免れた。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「サッスオーロは簡単な相手ではなかったが、きょうはとても良いサッカーができた」と語った。

 ナポリは開始3分、これがリーグ戦初先発となったアルジェリア出身のウナスがサッスオーロのバックパスを奪うと、そのまま相手CBの頭上を抜いてかわし、最後は見事な左足のボレーでセリエA初ゴールを決めた。

 終始試合を支配したナポリは72分、後半途中からピッチに入ったインシーニェがペナルティーエリア外からカーブをかけたシュートをゴール右隅に突き刺し、得意の形でチームの勝利を決定的なものにした。その後、サッスオーロはロジェリオ(Rogerio Oliveira da Silva)が試合終盤にレッドカードで退場となり、ナポリは数的優位の状態で試合を終えた。

 3日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のリバプール(Liverpool FC)戦でも決勝点を挙げたインシーニェは「好調が続いている。これを維持していきたいし、常に得点を決めていきたいと思う」と語った。

 一方、インテル(Inter Milan)は敵地でSPALを2-1で下して4連勝。ユベントスと勝ち点8差の3位に浮上した。インテルはキャプテンのマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が2得点をマークしている。

 ACミラン(AC Milan)はゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の2ゴールなどで最下位キエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に3-1で勝利した。順位表では10位につけているが、3位インテルとの勝ち点差は消化試合が一つ少ない中で4となっている。(c)AFP