【10月4日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2018)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は6-4、7-6(7-4)でカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)を下し、準々決勝に進出するとともにATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)の出場権を手にした。

 けがに悩まされ続けたキャリアの中でも最高のシーズンを送っているデルポトロは、この勝利で2013年以来となるATPファイナルズ進出が決まった。手首の負傷で現役生活に終止符が打たれる危機にさらされていたデルポトロだったが、ATPファイナルズ進出はそこからの復活を強調するものとなった。

 11月に英ロンドンで行われる同大会には、これまでにラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が出場を決めている。

 デルポトロは準々決勝で、フィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)と対戦する。

 一方で第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は、6-4、2-6、6-4でドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)に敗れ、8強入りを逃した。

 ディミトロフの9本のダブルフォールトにも助けられたラヨビッチは、次戦で第5シードのカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)と対戦する。(c)AFP/Peter STEBBINGS