【8月29日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は28日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からFWパコ・アルカセル(Paco Alcacer)を獲得したと発表した。

 24歳のアルカセルは、ドルトムントと1年間のローン契約を締結。移籍金は220万ユーロ(約2億8500万円)と報じられており、もしレギュラーの点取り屋として結果を残せば、ドルトムントは2500万ユーロ(約32億円)で買い取ることもできる。

 アルカセルは発表の中で「もうすぐブンデスリーガでプレーできるのが本当に楽しみだ」とコメントし、「ブンデスリーガは世界最高のリーグの一つだ。そして、素晴らしいファンを持ち、スタジアムの南スタンドが有名なドルトムントはすべてのフットボーラーにとって魔法のような存在だよ」と続けた。

 アルカセルはスペイン1部のバレンシア(Valencia CF)で124試合に出場し、43得点17アシストを記録。2016年に3000万ユーロ(約39億円)の移籍金でバルセロナに鳴り物入りで加入した。

 ルイス・スアレス(Luis Suarez)やリオネル・メッシ(Lionel Messi)が名を連ねるバルセロナの先発メンバーに割り込むことはできなかったが、それでも50試合に出場し15得点8アシストの数字を残した。(c)AFP