「記憶に留めておく一枚の報道写真」

元来、人類を拘束するものは何もない。しかし、今日では人々は、生存の方法として自らの自由を制限し社会というシステムを構築することを採用した。ある意味で人々は繁栄を謳歌していると言えるかもしれない。だが、どうだろうか。社会というシステムに目を向ければ、良いことだらけではない。人が人を忌むための道具としてそれを利用している。この写真を選んだ理由としては、人が作りし壁を越える事が今日の社会を鑑みるに非常に示唆的だからである。我々は自由を求めるということ、自由であることに自覚的であるべきだ。


早稲田大学 猪俣翔平 貿易セクション