【8月13日 AFP】サッカー元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)氏は12日、滞在していたスペインのリゾート地イビサ(Ibiza)島で肺炎のため入院していると明かしたが、あと1日で退院すると報告しファンを安心させた。

 ロナウド氏はツイッター(Twitter)に「みんな、私はこのイビサ島で重度のインフルエンザにかかってしまった。10日に入院したがすべてが良くなってきていて、あすには退院して家に戻る予定さ! 皆さん、メッセージと愛情をありがとう」と投稿した。

 現役時代は史上最高の選手の一人と広く認識されていた41歳のロナウド氏は10日の午後、同島にあるカン・ミセス病院(Can Misses Hospital)の集中治療室(ICU)に入り肺炎の診断を受けたと、イビサ島の日刊紙ディアリオ・デ・イビサ(Diario de Ibiza)が報じている。

 同紙はまた、その数時間後にはロナウド氏が自身を別の個人病院に移すよう頼んだと記している。

 ロナウド氏は現在もICUにいるが、匿名に病院関係者が明かしたところによると、「経過は良好」だという。

 現役時代、FIFA最優秀選手賞(FIFA World Player of the Year)に3度輝いたロナウド氏はイビサ島をたびたび訪れており、同島に家も所有している。

 ロナウド氏は17歳でブラジル代表デビューを飾ると、2-0でドイツに勝利した2002年のW杯決勝で決めた2ゴールを含め、97試合に出場し62得点を挙げた。(c)AFP