クルトワは「家庭の事情でマドリード行きを望んでいる」、代理人明かす
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【8月5日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)の代理人は4日、同選手が家庭の事情でスペインに戻りたがっていると話した。クルトワは同国1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)への移籍がうわさされている。
W杯ロシア大会(2018 World Cup)でベルギーを3位に導き大会の最優秀GKに選出されたクルトワは、数日中にチェルシーの練習に復帰する予定となっている。
以前はアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の守護神を務めた26歳のクルトワは、チェルシーとの契約を1年残しているが、代理人のクリストフ・ヘンロタイ(Christophe Henrotay)氏は同選手が2人の子どもが暮らすスペインの首都に戻ることを望んでいるという。
ヘンロタイ氏は英大衆紙サン(The Sun)に対し、「チェルシーが移籍はティボー次第だと言っている記事をいろんなところで目にしてきたが、彼はクラブに対し彼にとってベストな選択はマドリードに行くことだと明確に伝えている」とコメントしている。クルトワには、3歳の娘と1歳の息子がいる。
「彼にとってこれは大きな決断だ。なぜなら彼は家族の近くにいたいと思っているからだ。また、チェルシーには受け入れるべきオファーも届いている」
「彼がクラブを出たがっていることに動揺が広がるのは理解できる。われわれはそれを受け入れる。だがそれは子どもたちの近くにいたいという人としての決断なのだ。それもまた真っ当なことなんだ」
チェルシーのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は3日、守護神の将来は不確定要素であると話した。
「現時点でクルトワはクラブの、チェルシーのGKだ。未来のことは分からない。それはクラブ次第だ。そしてそれは彼にかかっていると思う」
「だがクルトワにはわれわれのGKであってほしい。トップ選手を引き留めることは極めて重要だ」 (c)AFP