【7月31日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)は30日、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が体や移動の負担などを理由に、8月1日に行われるユベントス(Juventus)とのMLSオールスターゲーム(2018 MLS All-Star Game)を欠場すると発表した。

 イブラヒモビッチは今季ここまで17試合に出場して15ゴールを挙げており、29日に行われたオーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)戦ではMLSで自身初のハットトリックを記録。ファン投票でオールスターチームの一員に選ばれていたが、仮に出場することになれば、ここ7日間で3試合目になっていた。

 イブラヒモビッチは「かつて所属したクラブの一つ、ユベントスとのオールスターゲームを欠場することになり失望している」と話し、「俺に投票してくれたファンに感謝したい。今、俺が焦点を当てているのはゴールを決め、ロサンゼルス・ギャラクシーのプレーオフ進出に貢献することだ」と続けた。

 36歳のイブラヒモビッチはオールスターを欠場すると、MLSの規則により8月4日に行われるコロラド・ラピッズ(Colorado Rapids)戦は出場することができない。

 直近9戦無敗としてチームをMLS西地区の3位に導いたイブラヒモビッチは、調子こそ良いが、健康体を維持するには特別なケアをする必要があると話している。

「体の調子はとても良い。練習も良い感じだ。トレーニングは一度も欠席していないし、出場できるすべての試合でプレーしている。良いバランスだ。自分の体を大切にしている」

「たとえ何歳であっても、年齢なんて関係ないということを俺はいまだに証明している。大切なのはどのように準備し、自分自身をどうケアするかだ。人々は俺の年齢を不安に思っているが、心配するな。俺がのろくなってから心配しろ」 (c)AFP