【7月30日 東方新報】中国財政部は24日、今年1〜6月の国有企業の経営状況をまとめた。利益総額は前年同期比21.1%増の1兆7176億3000万元(約28兆1361億円)で、そのうち中央企業の利益は同18.6%増の1兆1134億1000万元(約18兆5775億円)、地方国有企業の利益は同26%の6042億2000万元(約9兆円8976億円)だった。

 中国財政科学研究院の白景明(Bai Jingming)副院長は、「今年前半の国有企業の利益は比較的高い伸びを示した。国民経済の安定を反映している」とコメントした。

 1〜6月の国有企業の売上高は同10.2%増の計27兆7588億6000万元(約454兆円7113億円)。そのうち中央企業の売上高は同9.9%増の16兆1307億7000万元(約264兆2349億円)、地方国有企業は同10.6%増の11兆6280億9000万元(約190兆4774億円)だった。

 業界別にみると鉄鋼、非鉄金属、石油・石油化学業界の利益が大幅に伸びた。(c)東方新報/AFPBB News