【7月24日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の組織委員会は23日、大会ボランティアの募集に予定人数の約4倍に上る応募があったことを明らかにした。発表によると、約1万の募集人数に対して、3万8000人を超える申し込みがあったという。

 日本ではラグビーの人気が野球やサッカーに劣っている中、W杯がアジアで開催されるのはこれが初めてとなる。しかし、翌年の東京五輪と合わせて大会への盛り上がりが高まっており、組織委員会は今回のボランティアへの応募について驚くべき関心の表れであると歓迎した。

 組織委員会は「ラグビーW杯史上最多となるボランティアの応募総数に上る」とすると、事務総長を務める嶋津昭(Akira Shimazu)氏も、「非常に多くのご応募をいただき、大変感謝いたします」と述べた。

 伝統的なラグビー大国以外でW杯が開催されるのは、日本が初めてのことで、これはワールドラグビー(World Rugby)が新たな市場を開拓するための戦略となっている。来年9月20日から11月2日まで開催されるW杯では、日本全国の計12都市で試合が行われる。(c)AFP