【7月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は11日、フランス・リーグ2のロリアン(FC Lorient)からマッテオ・グエンドウジ(Matteo Guendouzi)を獲得した。移籍金700万ポンド(約10億円)で加入したフランス出身の19歳は、アーセナルの歴史の一端を担うのが昔からの夢だったと話している。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint GermainPSG)の下部組織育ちで、2014年からロリアンに所属していたグエンドウジは、クラブの公式ウェブサイトで「昔から、アーセナルは僕の心から一番近いところにあるクラブで、子供の頃からこのチームでプレーしたいと思っていた」とコメントした。

「すごく誇らしい。夢のようだ。このチームで大きなことができたらうれしい。アーセナルのような歴史の深いクラブに加入できて、これほどうれしいことはない。大きな誇りだ。このクラブの歴史に名前を刻み、大きなことを成し遂げたい」

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)前監督が退任し、5月末にウナイ・エメリ(Unai Emery)新監督を迎えたアーセナルは、これでこのオフに5人の新戦力を獲得したことになる。

 グエンドウジのほかに、チームにはウルグアイ代表のルーカス・トレイラ(Lucas Torreira)、スイス代表のベテランであるシュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)、ドイツのGKベルント・レノ(Bernd Leno)、経験豊富なギリシャ代表DFのソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopouloss)が加わっている。(c)AFP