【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)は3日、女子シングルス1回戦が行われ、 大会第8シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は4-6、6-4、0-6でアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)に敗れ、まさかの初戦敗退を喫した。

 前週行われたグラス(芝)コート大会のネーチャーバレー・クラシック(Nature Valley Classic 2018)を制すなど今季すでに5勝を挙げ、WTAツアー最多のマッチ38勝を記録していた好調のクビトバは、ブックメーカーの予想でも今大会の優勝候補に挙げられていたが、自身3度目のウィンブルドン制覇を欲するがあまり、大きな重圧がのしかかってしまったと振り返っている。

 2011年、2014年大会に続くウィンブルドンのトロフィーを目指しながら、世界ランキング50位のサスノビッチに不覚を取ったクビトバは試合後、「悲しい。喉から手が出るほど勝ちたかった。もしかしたら勝とうとしすぎたかもしれない。緊張もあったし、自分との闘いになってしまった」と語った。

「自分自身が、考えうる最大の敵になってしまった。頭の中もはっきりとしていなかったし、少し考えすぎた。もちろん、緊張のせいで手も体もうまく動かなかった。以前は(勝利を)そこまで気にしていなかったと思うけど、今はしてしまう。きっとそれが理由だと思う」 

 一方、連覇を狙う第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は6-2、7-5でワイルドカード(主催者推薦)のナオミ・ブローディ(Naomi Broady、英国)に勝利している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS