【6月20日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場しているスペインのMFアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)は19日、20日に行われるイラン戦に勝利することで大会の初戦で味わった苦悩を克服してみせると誓った。

 グループBの初戦となったポルトガル戦を3-3で引き分けたことで、スペインが第3戦のモロッコ戦を前にベスト16進出を確実なものにするには、2戦目で対戦するイランを死に物狂いで倒すことが必要になった。

 今大会で自身2度目のW杯制覇を目指している34歳のイニエスタは、イランに勝利するのは当然のことではないと考えながらも、「どんなときでも、選手はできる限り大きなタイトルを獲得したいものだ。私たちがW杯で優勝したいというのは隠すまでもないこと」「もちろん簡単なことではないだろう。ハードワークしなくてはならないが、全員が一つの夢に向かって集中している」と語った。

 大会初戦でモロッコに1-0と勝利したイランは現在グループBの首位に立っており、スペインに勝ち点を落としている余裕はない。イニエスタも「(イラン戦が行われる)あすは決勝戦のような試合になる」と話し、「もし勝利できればこのグループで有利になれるし、次のラウンドに向けようやく意識を傾けることができる」と続けた。

「タフな試合になるだろう。しかし、私たちは長い間同じ時間を過ごした非常に結束したチームであるということを忘れてはいけない。疑いもなく互いを信頼しているんだ」 (c)AFP