【6月19日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場しているサウジアラビア代表が、次の試合が行われるロストフナドヌー(Rostov-on-Don)に向かっていたところ、搭乗していた航空機のエンジンの一つに火災が起きるというアクシデントに遭遇した。サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)が18日に公表した。

 SAFFはコメント文を発表し、「たった今、ロストフナドヌー空港(Rostov-on-Don Airport)に着陸したが、航空機のエンジンの一つに技術的な欠陥があった。サウジアラビア代表チームの選手が全員無事か再確認する。現在チームは無事に滞在先に向かっている」と明かした。

 さらに連盟のアフマド・アルハルビ(Ahmad Al Harbi)会長は、サウジアラビアのスポーツチャンネルKSAに対し、「右のエンジンの一つで小さな出火が起きたが、飛行機は無事に着陸した」と述べた。

 選手の一人として搭乗していたハッタン・バヘブリ(Hattan Bahebri)は、連盟のツイッター(Twitter)に投稿された動画で、「無事到着した。みんな大丈夫だ。単なる故障だよ」とコメント。また、問題が発生した時は怖かったかとの質問に対しては「そうだね、もちろん少しは怖かったけれど、神に感謝する」と話した。

 開幕戦でロシアに0-5で惨敗したサウジアラビアは、20日に行われるグループ2試合目でウルグアイと対戦する。(c)AFP