【6月6日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の準々決勝で退場し、主審を批判したイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のGKジャンルイジ・ブッフォンに対して、UEFA主催ゲームにおける3試合の出場停止処分を科すと発表した。

 レアル・マドリード(Real Madrid)との準々決勝第1戦を0-3で落としたユベントスだったが、同第2戦ではアウェーで0-3とリードし、2戦合計でのスコアを同点に戻していた。

 しかし第2戦の終了間際、レアルにPKの判定が下ると、ユベントスのゴールマウスを守っていたブッフォンは激高。マイケル・オリバー(Michael Oliver)主審に対して食ってかかり退場処分を受けると、試合後には「ハートがない。あるのはごみ袋」と痛烈に批判していた。

 UEFAは、ブッフォンの異議に対するレッドカードとその後の振る舞いが「行動規範」に違反すると判断し、3試合の出場停止処分を決定。ブッフォンは今シーズン限りでユベントスを退団することが決定しており、仮に移籍した場合もこの処分は新しいチームで適用される。

 40歳のブッフォンはフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に移籍するのではないかと報じられているが、その判断については「時間が必要」だと述べている。(c)AFP