【6月3日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2018)は2日、アラバマ州ショール・クリーク(Shoal Creek)のショール・クリークGC(Shoal Creek Golf Course)で3日目が行われ、タイのアリヤ・ジュタヌガーン(Ariya Jutanugarn)が2位に4打差の単独首位で最終日を迎えることになった。

 世界ランク1位に立った経験を持つ22歳のジュタヌガーンは、大会後半戦に入ったこの日、水気の残るコースで「67」を記録してスコアを5ストローク伸ばすチャージを見せ、一気に首位へ浮上した。ジュタヌガーンはこの2年間で米国ツアー8勝を挙げ、2016年にはメジャー大会の全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2016)を制している。

 週の前半に大雨と雷に見舞われた影響で、全体に遅れ気味だった進行がスケジュール通りに戻っていく中、ジュタヌガーンは前日首位のセーラ・ジェーン・スミス(Sarah Jane Smith、オーストラリア)を一気に抜き去って後続に差をつけている。

 2日目のうちに同日のラウンドを終わらせていたスミスは、ツアー初勝利を目指し、この日の朝はゆっくり起きるぜいたくを味わうことができたが、スコアを2ストローク落とし、通算8アンダーの単独2位に後退した。

 ジュタヌガーンは「きょうはとにかく楽しみながら集中してプレーするよう自分に言い聞かせて、その通りにすることができました。今大会はパッティングの調子がかなり良くて、ティーショットはいまいちでしたけれど、きょうは楽しめました」とコメントした。

「今夜はよく眠れると思います。きのうはあまり睡眠時間が取れなくて、きょうはすごく疲れました。とにかくコースへ出て、自分に自信を持ちながら毎日プレーしています。あしたも良い一日になってくれるはずです。結果は分からないけれど、自分がどういうプレーをすればいいかは分かっています」 (c)AFP/Greg Heakes