【5月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)は16日、デビッド・モイーズ(David Moyes)監督が今季限りで退任すると発表した。クラブの共同オーナーは、今後10日以内に「腕の良い」後任を決定するとしている。

 過去にエバートン(Everton)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を率いた55歳のモイーズ監督は、昨年11月にウェストハムの指揮官に就任。シーズンを13位でフィニッシュし、クラブが目標に掲げていたプレミア残留を達成した。

 ウェストハムの共同オーナーを務めるデビッド・サリバン(David Sullivan)氏はこの日、「ウェストハムをプレミアリーグ残留という目標達成に導いたデビッド・モイーズ氏と彼のスタッフに心から感謝申し上げます」と語った。

 またサリバン氏は「デビッドと彼のチームがやって来た時は、シーズン終了までの半年間に集中しようというのが互いの望みで、それ以降に将来のことは決めるという話だった」とすると、「状況を評価し、終了したシーズンを振り返った結果、別の方向へ進むのが正しいと判断した」と付け加えた。(c)AFP