【5月6日 AFP】17-18イタリア・セリエAは5日、第36節が行われ、ACミラン(AC Milan)は4-1でエラス・ベローナ(Hellas Verona)に勝利。ミランがヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)の出場圏内に浮上した一方で、エラス・ベローナは1年で2部に逆戻りすることが決まった。

 本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で前回、最下位ベネベント(Benevento Calcio)に敗れているミランは、前半にハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)とパトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)が得点を挙げ、試合の主導権を握った。

 後半開始直後にはイニャツィオ・アバーテ(Ignazio Abate)が3得点目を奪取すると、その後はベローナの李承佑(Lee Seung-Woo)に1点を返されたが、終了間際にファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)の追加点でゴールラッシュを締めくくった。

 ミランはこれで暫定6位に浮上し、翌日に敵地でラツィオ(SS Lazio)と対戦するアタランタ(Atalanta)を勝ち点2上回った。また、9日のイタリア杯(Italian Cup 2017-18)決勝でユベントス(Juventus)に勝利し、タイトルを取れば、そちらでヨーロッパリーグの出場権を獲得することもできる。

 一方、これでリーグ5連敗を喫したベローナは残留圏内との勝ち点7差を縮められず、残り2節での逆転は不可能になったため、ベネベントとともにセリエB降格が決まった。(c)AFP