【5月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)準決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)に敗れたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は1日、第2戦のチームのパフォーマンスはここ数年で最高だったが、GKスベン・ウルライヒ(Sven Ulreich)のミスが致命傷になったとの見解を示した。

 ハインケス監督は「とても失望している。チームは際立ったプレーをしていた。これほどのバイエルンはここ数年で見たことがない。ただこれぐらいの高いレベルになると、われわれがハーフタイム明け直後に犯したようなミスはあってはならない」と語った。

 ウルライヒは1-1の同点で迎えた後半1分、コランタン・トリソ(Corentin Tolisso)のバックパスの処理を誤り、レアルのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)にこの日2得点目となるゴールをプレゼントした。

 同18分にハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)のゴールで追いついたバイエルンは、最後の30分間はレアルを自陣にくぎ付けにし、あと1点を奪えばアウェーゴールで決勝に進むことができたが、チャンスを得点につなげることができなかった。

 2試合合計スコア4-3で勝利したレアルは、26日にウクライナ・キエフ(Kiev)で行われる決勝でASローマ(AS Roma)とリバプール(Liverpool FC)の勝者と対戦する。(c)AFP