【4月5日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2018)は4日、グループステージ第5節が行われ、柏レイソル(Kashiwa Reysol)は0-2で全北現代(Jeonbuk Motors、韓国)に敗れ、グループステージ敗退が決まった。

 ホームのレイソルは前半16分、リカルド・ロペス(Ricardo Lopes)のゴールで先制を許すと、後半32分には途中出場の李同国(Dong Gook Lee、イ・ドングク)に追加点を奪われた。

 レイソルは、傑志SC(Kitchee SC、香港)が天津権健(Tianjin Quanjian FC、中国)に勝利すればグループリーグ突破の可能性が残ったが、天津は試合終了間際にアントニー・モデスト(Anthony Modeste)が決勝点を挙げ、1-0で勝利。これでレイソルの敗退が決定した。

 最終節で現在グループ首位の全北は傑志と、勝ち点2差の2位につける天津はレイソルとそれぞれ対戦し、グループ首位の座を争うことになる。

 一方グループFでは、すでに敗退が決まっている川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)が決勝トーナメント進出を決めている上海上港(Shanghai SIPG、中国)と1-1で引き分けた。

 上海はフッキ(Hulk)が前半にPKを外し、オスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)が目立った活躍を見せられなかったものの、後半23分にエウケソン(Elkeson)が先制点を決めた。

 フロンターレはその6分後、知念慶(Kei Chinen)が同点弾を決めて試合を引き分けに持ち込んだが、この勝ち点1で上海は首位通過を決めた。

 同日行われたもう1試合では、蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)が6-2でメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)で下し、こちらもグループ突破を決めている。(c)AFP/Daniel HICKS