【3月30日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は29日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-4で第29シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を退け、準決勝へ駒を進めた。

 リターンゲームでプレッシャーをかけながら、自身のサービスゲームはしっかりとホールドし、安定したテニスでチョリッチを上回った世界ランキング5位のズベレフは次戦、同日の試合で第6シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を6-4、5-7、7-6(8-6)で破った第16シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)と顔を合わせる。

 昨シーズン、それぞれノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破ってイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)とロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)を制する躍進の一年を送ったズベレフは、今大会で自身3度目のマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)優勝を目指している。

 4月1日に行われる決勝で勝利すれば、世界3位に上昇するズベレフは試合後「彼を倒して勝ち上がることができて非常にうれしい」と語り、過去2戦2敗と苦しんできたチョリッチを相手に三度目の正直で手にした勝利を喜ぶと、準決勝へ向けては「いまのカレーニョ・ブスタは乗っているし、難しい試合になると思う。大きなテストになるが、楽しみにしている」と話した。(c)AFP