【3月30日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2018)は29日、米カリフォルニア州ランチョミラージュ(Rancho Mirage)のミッションヒルズCC(Mission Hills Country Club)で開幕し、上がり2ホールで連続バーディーを奪ったペルニラ・リンドベリ(Pernilla Lindberg、スウェーデン)が、7アンダー「65」で首位に立った。

 7バーディー、ノーボギーで回ったリンドベリに次ぎ、1打差の2位タイには上原彩子(Ayako Uehara)とベアトリス・レカリ(Beatriz Recari、スペイン)がつけた。また、ジェシカ・コルダ(Jessica Korda、米国)、ジャン・ハナ(Ha Na Jang、韓国)、そしてアマチュアのアルバン・バレンズエラ( Albane Valenzuela、スイス)の3人が、2打差の4位タイで追走している。

 テレビ視聴者による指摘で4打罰を科され、目前にしていた優勝を逃す悲劇を前回大会で経験したレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson、米国)は、6人がひしめく3打差の7位グループに入ったが、連覇を目指す柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)はバーディーを奪えず、3オーバー「75」と出遅れた。

 この日、上原は「最初は3パットもあったし、プレーが硬かった」と語るなど、最初のホールでボギーをたたいたが、3つのバーディーを奪って前半を折り返すと徐々にリラックスし、最後は連続バーディーでホールアウト。最終的に奪ったバーディーは8つを数え、クラブハウスリーダーとなっていた。(c)AFP