【3月28日 CNS】中国・上海のオンライン旅行サービス最大手シートリップ(Ctrip、携程)の社内託児所「携程親子園」の保育士が、預かっている児童をたたいたり、無理やりワサビを食べさせたりして託児所の責任者らが逮捕された事件で、上海市(Shanghai)長寧区(Changning)人民検察院は26日、責任者だった鄭容疑者ら8人を被看護人虐待の罪で起訴した。

 この事件をめぐっては、2017年11月、児童が保育士に虐待される映像がインターネット上で広まり、騒ぎに発展した。

 同園はシートリップが社員のために本社内に開設。「上海『現代家庭』雑誌社」読者サービス部に日常の管理・運営を委託していた。出勤時に子どもを預けられるため、事件が発覚するまでは社員に好評だったという。(c)CNS/JCM/AFPBB News