【3月12日 AFP】男子テニスの錦織圭(Kei Nishikori)は11日、体調不良のため同日出場予定だったBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)のシングルス初戦を棄権すると発表した。

 錦織は「残念ですが、棄権せざるを得ません。先週から体調が悪く、回復のために手を尽くしました。まだ試合ができるほど万全ではありません。この大会が好きなので本当に残念です。来年戻ってこられることを心から楽しみにしています」とコメントを出した。

 現在世界ランク25位の錦織は、初戦となる2回戦でレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)と対戦する予定となっていた。

 右手首の負傷により今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を欠場した錦織は、直近ではメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)に出場していたが、1回戦でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に敗れていた。

 大会第22シードで1回戦免除となっていた錦織の代わりに、ラッキールーザーのルーベン・ベーメルマンス(Ruben Bemelmans、ベルギー)がメイヤー戦に臨む。(c)AFP