【3月11日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は10日、開催地の米カリフォルニア州インディアンウェルズ(Indian Wells)で雨が降った影響により、男子シングルスで連覇を狙う第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の大会初戦が翌日に順延となった。

 弱い雨に加えて天候が悪化するとの予報を受け、開始時間も予定より数分遅れた一戦は、アルゼンチンのフェデリコ・デルボニス(Federico Delbonis)に対して6-3、2-2とフェデラーがリードしていた場面で中断。その後も雨が降り続けることが見込まれたため、主催者は最終的に順延を決断した。

 直前に行われた試合では、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が6-7(4-7)、6-4、3-6でフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)に敗れ、初戦敗退を喫した。

 世界ランキング4位で26歳のディミトロフは、これまでもインディアンウェルズでは苦戦が続いており、今回が7度目の出場にして一度も3回戦を突破できたことがない。

 一方の女子シングルスでは、ロシアのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova)と第10シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)の一戦が、マカロワが第1セットを6-3で先取して迎えた第2セット第1ゲーム途中で中断され、決着は11日に持ち越された。

 他にも、フェデラー戦の後に予定されていた第13シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)とビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)の一戦が翌日に日程変更されている。(c)AFP