【3月4日 AFP】17-18スペイン1部リーグは3日、第27節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点の活躍をみせるなど、10人のヘタフェ(Getafe CF)に3-1で勝利した。

 本拠地にヘタフェを迎えたレアルは、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)のゴールで先制すると、ロナウドが追加点を記録。対するヘタフェもロイク・レミ(Loic Remy)が後半早々に退場しながらもPKで1点を返したが、ロナウドがダメ押しの3得点目で突き放した。

 ロナウドはこれでFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)に次いで史上2人目となるスペイン1部リーグ通算300得点に到達。しかもロナウドはわずか286試合で達成しており、334試合のメッシよりもかなり早い。

 ロナウドが好調を維持しているのは、6日に行われるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との大一番、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦第2戦に向けても好材料となる。レアルは第1戦に3-1で先勝している。

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「望み通りの展開になった。6日の試合に向けては真剣に準備を進めてきた。まったく激しさの異なる試合になるだろうが、用意はできている」と話した。

 レアルは4日にバルセロナと対戦する2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を暫定で7に縮めている。一方、敗れたヘタフェの10位は変わっていない。(c)AFP/Tom ALLNUTT