【2月10日 AFP】17-18イタリア・セリエAは9日、第24節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はフェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)とゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が得点を挙げ、2-0でフィオレンティーナ(Fiorentina)を下した。

 フィオレンティーナは前半21分、マルコ・ベナッシ(Marco Benassi)のクロスがユベントスのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)の腕に阻まれたとしてPKを与えられたが、その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)との相談の上でこれが覆った。

 フィオレンティーナはヨルダン・ヴェレトゥ(Jordan Veretout)がPKを蹴る準備をしたが、VARが3分間にわたって映像を見直すと、クロスを上げる前のベナッシがオフサイドだったとして、ユベントスにFKが与えられた。

 すると後半11分、ユベントスはベルナルデスキがカーブをかけたFKを蹴り込んで先制点を挙げた。ベルナルデスキは昨夏フィオレンティーナからユベントスに加入しており、移籍後初めてとなったアルテミオ・フランキ(Artemio-Franchi Stadium)での一戦で得点を挙げた。途中交代の際にベルナルデスキには、大きなブーイングが浴びせられた。

 さらにユベントスは同41分、前節ハットトリックを達成したイグアインが追加点を決め、試合の大勢を決した。イグアインのゴールは今季リーグ戦14得点目、ユベントス加入後では通算50点目となった。

 ユベントスはこの勝利で勝ち点を62に伸ばし、暫定でナポリ(SSC Napoli)を抜いて首位に浮上した。しかしながらナポリは、10日に行われるラツィオ(SS Lazio)戦で勝利すれば、勝ち点1差で再び首位に浮上することになる。(c)AFP