【2月2日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)は1日、準決勝第1戦が行われ、ホームのFCバルセロナ(FC Barcelona)はルイス・スアレス(Luis Suarez)のゴールでバレンシア(Valencia CF)に1-0で先勝した。

 大会史上最多29回の優勝を誇り、今大会では1930年代のアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)以来となる4連覇を目指すバルセロナだが、この日はゴンサロ・ゲデス(Goncalo Guedes)やジェフリー・コンドグビア(Geoffrey Kondogbia)ら主力を負傷で欠いたバレンシアに苦戦を強いられた。

 支配率で圧倒しながら均衡を破れなかったバルセロナは後半22分、ペナルティーエリア内でボールを受けたリオネル・メッシ(Lionel Messi)がドリブルで深く切り込み、相手DF3人を引きつけながらクロスを上げると、これをファーサイドにいたスアレスがダイビングヘッドでたたき込んだ。

 ここ公式戦11試合で13得点目を記録したスアレスは試合後「これで私たちが少し有利になったが、まだ90分残っている。バレンシアはホームで戦うのを非常に得意としているから、長い90分になると思う」と語った。

 先月31日に行われたもう一方の準決勝では、準々決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)を撃破した伏兵CDレガネス(CD Leganes)が、セビージャFC(Sevilla FC)と1-1の引き分けに持ち込んでいる。(c)AFP