【1月31日 AFP】ラグビーニュージーランド代表とオーストラリア代表の定期戦ブレディスローカップ(Bledisloe Cup)が、2019年W杯(Rugby World Cup 2019)の開催国となる日本で今年10月に行われることが明らかになった。両国が31日、発表した。

 南半球の強豪同士がぶつかり合う一戦は、2019年W杯決勝の舞台となる横浜国際総合競技場(International Stadium Yokohama)で10月27日に行われる。両国が日本で対戦するのは2009年以来2回目で、その時はオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)が32-19で勝利している。

 日本ラグビーフットボール協会(JRFU)が2019年のW杯へ向けて弾みをつけたいと期待を寄せている中、現在同国を視察しているオールブラックスのスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)戦とその翌週に控えるブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)戦は本大会前の重要な調整になると考えている。

「チームにとっては、スタジアムなどで非常に充実した『リハーサル』をする機会になるだけでなく、日本のユニークな文化を経験するチャンスとなる」

 今年のブレディスローカップは、第1戦が8月18日にオーストラリア・シドニー、第2戦が翌週にニュージーランド・オークランドで行われた後、第3戦が横浜で開催される。(c)AFP