【1月31日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは30日、第25節が行われ、リバプール(Liverpool FC)は3-0でハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)に勝利し、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督もシーズンの「軌道修正ができた」と考えている。

 リバプールは前節、リーグ最下位だったスウォンジー・シティ(Swansea City)に敗れ、さらにFAカップ(FA Cup 2017-18)ではウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)の前に敗退と、このところは足踏みしていた。

 しかしこの日は、エムレ・ジャン(Emre Can)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)のゴールで前半に2点を先行すると、終盤にモハメド・サラー(Mohamed Salah)のPKで駄目を押し、敵地で勝ち点3を確保した。

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権争いが続く中で、4位リバプールは、31日にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦する5位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差を暫定で5ポイントに広げた。

 クロップ監督は「軌道修正ができたことが一番大きい。数日しかないが、ここからは次のトッテナム戦に向けて準備する。次も難しい試合になる。きょうは必要だった反発力を見せることができた。見事ではなかったし、過去最高の試合でもなかったが、ふさわしい勝利だった」と語った。

「得点を別にすれば、きょうは切り替えの場面のゲーゲンプレスを含めた守備が非常に良かったと思う。3点を決めた以上にボールを持つ時間は長かったが、相手の守備が良くてうまくプレーできなかった。素晴らしい内容ではなかったが、非常に大人な、今まさに求められる試合をしてくれた」

「ここへまた戻ってこられてとてもうれしい。ここでの試合は飛行機を使う必要がなく、バスで来られるからね!だからハダーズフィールドにはプレミアに残ってほしいと思っている」 (c)AFP/Timothy Abraham