【1月26日 AFP】韓国・慶尚南道(South Gyeongsang Province)の密陽(Miryang)の病院で26日、火災が発生し、少なくとも41人が死亡、80人以上が負傷した。過去15年で最悪の火災となった。

 消防当局によると、救急処置室から突然出火したのを看護師2人が目撃している。だた出火原因は分かっていない。

 既にすべての患者が病院の建物の外に避難している。出火当時、建物内には約200人がいたという。同じ建物には養護施設もあり、双方で犠牲者が出ている。病院への搬送中に死亡した人もいるという。

 昨年12月には中部・堤川(Jecheon)のフィットネス施設が入ったビルで大規模な火災が発生し、少なくとも29人が死亡、26人が負傷する事故があったばかり。

 2003年に発生した韓国・大邱(Daegu)の地下鉄放火事件では192人が死亡しているが、それに次ぐ犠牲者数となっている。(c)AFP