【1月26日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、昨年離脱を決めた環太平洋連携協定(TPP)について「もしはるかに良い協定になるならば、参加するだろう」と述べ、米国のTPP復帰に前向きな姿勢を示唆した。

 トランプ氏は、米経済専門局CNBCとのインタビューで「TPP協定の内容はひどい。もし米国が十分に良い条件を得られるならば、TPP(復帰)への扉は開かれる」と語った。

 トランプ氏は大統領の就任直後、2015年に署名していたTPPの離脱を決定。当初署名していた米国を含む12か国が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は40%に上る。(c)AFP