【1月25日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)は24日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からアルゼンチン代表のハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)を獲得したと発表した。

 33歳のマスケラーノは、中国に渡った選手では約1年前のカルロス・テベス(Carlos Tevez)以来のビッグネームとなる。中国では記録的な金額での移籍が続出したため、昨年には協会が天井知らずの移籍金を取り締まる対策を講じた。

 マスケラーノはバルセロナとアルゼンチン代表でつけている背番号「14」を河北華夏幸福でも背負うとしており、新天地では同胞のエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)と再びチームメートになる。河北華夏幸福は秦皇島(しんこうとう、Qinhuangdao)市に拠点を構え、マンチェスター・シティ(Manchester City)などを率いたマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)氏が監督を務めている。

 クラブは「FCバルセロナおよび選手本人と合意したことにより、アルゼンチン代表のキャプテンは本日から河北華夏幸福に加入することとなった」と発表したが、移籍金については公表していない。

 バルセロナは同日にマスケラーノの退団会見を開き、25日に行われるRCDエスパニョール(RCD Espanyol)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)準々決勝第2戦でファンに別れを告げると明かしている。(c)AFP