【12月31日 AFP】17-18イタリア・セリエAは30日、第19節の試合が行われ、王者ユベントス(Juventus)はパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が2得点の活躍をみせるなど、エラス・ベローナ(Hellas Verona)を3-1で破り、首位ナポリ(SSC Napoli)を追走した。

 現在リーグ首位に立つナポリは29日、クロトーネ(FC Crotone)に1-0で勝利し、リーグ6連覇中の王者ユベントスを勝ち点1差で抑え、前半戦を首位で折り返す 「冬の王者」を確定させていた。

 前半6分にブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)のゴールで先制したユベントスは、後半14分にベローナのマルティン・カセレス(Martin Caceres)の得点で同点に追いつかれたものの、その後はディバラが2得点を奪い、勝利を手中に収めた。ディバラはこの日の2得点で、今季のリーグ戦でのゴール数を14に伸ばしている。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「われわれは本調子ではなかった」と話しながらも、「パウロはゴールからしばらく遠ざかっていたので、再び得点を奪えるようになったことはとても重要だ」と語っている。

「シーズンはまだ19試合も残っているし、ここまでたくさんの勝ち点を獲得してきた。われわれは自分たちを先行するチーム、2017年に素晴らしいサッカーを披露したナポリをマークしていかなければならない」(c)AFP