【12月29日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は28日、オーストリアのリエンツ(Lienz)で女子回転第4戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が今月に入って自身4回目の優勝を果たした。

 1本目の試技でほかの選手に1秒以上の差つける圧倒的な速さをみせた22歳のシフリンは、現地で母親に見守られるなか、2本目ではどうにか逆転されるのを回避した。2位には0秒89差でスイスのウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener)が続き、3位には1秒22差でスウェーデンのフリダ・ハンスドター(Frida Hansdotter)が入った。

 2011年に初めてW杯の表彰台に上がった同地で金メダルを手にしたシフリンは、国営オーストリア放送会社(ORF)に対し、「スキーが自由自在のように感じたセクションもありましたが、それと同時に最終結果を見据えて、頭のなかでレースをコントロールしなければなりませんでした。今季は手応えが増していて、もっと勝てる気がしています。毎レースを楽しんでいます」とコメントした。(c)AFP