【12月27日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは26日、第20節の試合が行われ、最下位のスウォンジー・シティ(Swansea City)と対戦したリバプール(Liverpool FC)は、個人能力の高さを披露したフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が、欠かせない戦力であることを冬の移籍ウインドー開幕前に改めて印象づけ、チームの5-0の快勝に貢献した。

 ブラジル代表のコウチーニョは、カーブをかけた絶妙なシュートで今季公式戦12ゴール目を挙げると、続けて同胞のロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)へのアシストを記録。開幕前にFCバルセロナ(FC Barcelona)移籍が確実と言われたコウチーニョは、12月に入って7ゴールと、リバプール加入後で1か月間では最高のゴール量産体制に入っている。

 リバプールはさらに、トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)が果敢な攻め上がりから3点目を奪取すると、フィルミーノとアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が4点目と5点目を加えた。

 この勝利で、リバプールは来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権をめぐる激しい争いの中で4位をキープし、2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を5に縮めている。

 チームを率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は「最後の30分は素晴らしかったし、見ていて楽しかった。実に順当な勝利だ」とコメントした。(c)AFP/Timothy ABRAHAM