【12月22日 AFP】バスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)は21日、2018年の候補者を発表し、米バスケットボール協会(NBA)の元司令塔として活躍したスティーブ・ナッシュ(Steve Nash)氏やジェイソン・キッド(Jason Kidd)氏らが資格1年目にして候補リストに名を連ねた。

 フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)時代に2度のレギュラーシーズンMVPを受賞しているナッシュ氏は、通算アシスト数で歴代3位の1万335回を記録。現在ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のヘッドコーチ(HC)を務めているキッド氏も、同歴代2位の1万2091アシストをマークしているほか、トリプルダブルの通算回数は計107回を誇っている。

 このほかでは歴代1位の3ポイントシュート数(通算2973回)を記録しているレイ・アレン(Ray Allen)氏やグラント・ヒル(Grant Hill)氏、チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)氏、リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton)氏が資格1年目で候補に入った。

 一方、女性部門ではサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)でアシスタントコーチを務めるベッキー・ハモン(Becky Hammon)氏のほかに、同じくカレッジやWNBAの元スター選手で現在はニューヨーク・リバティ(New York Liberty)の指揮官を務めるケイティ・スミス(Katie Smith)氏らが、資格1年目で候補入りを果たした。

 来年2月16日から18日に開催されるNBAオールスターゲーム2018(2018 NBA All-Star Game)で最終候補が発表されることになっている2018年の殿堂入りメンバーは、米テキサス(Texas)州サンアントニオで行われるNCAAバスケットボール・トーナメント(2018 NCAA Basketball Tournament)のファイナル4(Final Four)期間中に判明する。(c)AFP