【11月16日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は15日、同国1部リーグが2018-19シーズンからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入すると正式発表した。

 RFEFは「審判技術委員会のビクトリーノ・サンチェス・アルミニオ(Victoriano Sanchez Arminio)会長は、1部の主審、副審全員に対し、来季からリーグ戦でビデオ判定が導入されることを通知した」と発表している。

 サンチェス・アルミニオ会長は審判に送った書簡で、「このシステムを実施するために国際サッカー評議会(IFAB)から求められているテストがまもなく開始される」と伝えたという。

 同国プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は14日、イタリアとドイツで今季から導入されているVARが2018-19シーズンから使用されると明言していた。

 VARは退場やPKの場面および、警告を受けた選手が誤っている場合など、特定の条件に限って使用される見込みとなっている。

 現時点でスペインは欧州5大リーグの中で唯一、ゴールライン・テクノロジー(GLT)の導入もされていない。(c)AFP