【9月30日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は29日、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)の入団会見を行った。ウェイドは、ハムと卵、桃とクリームのように結びつきの強い関係があるレブロン・ジェームズ(LeBron James)と再びプレーすることが待ちきれないと語った。

 ウェイドはジェームズとの温かな友情について、「僕らは、ピーナッツバターとゼリーのようなものだ。ただただ気が合うんだ」とコメント。

 35歳のウェイドは、マイアミ・ヒート(Miami Heat)でジェームズとともに4年間で4度のNBAファイナルに進出し、2度の優勝を果たした。その後、ジェームズは故郷のキャバリアーズに移籍していた。

「ロッカーやいろいろなところですれ違うたびに、互いに見合っては首を振っていたよ。現実とは思えなかったから。『どうやってこんなことになったんだ?どうやってここにやってきたんだ?』という感じでね。すれ違うたびにとにかく笑い始めてしまうんだよ」

 ウェイドは今週、伝えられるところによると今季の年俸のうち約800万ドル(約9億円)を放棄してシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)とバイアウトで合意し、ベテラン最低保障額の230万ドル(約2億6000万円)でキャバリアーズと契約した。

 シカゴ(Chicago)南部で育ったウェイドは、昨季ブルズで60試合に出場し、1試合平均18.3得点、3.8アシストを記録。総得点数は2003年のルーキーシーズン以来最悪となった。

 ウェイドはヒートとブルズで過ごした14年のキャリア平均で23.3得点、5.7アシスト、4.8リバウンドを記録している。

 キャバリアーズにはウェイドの他、デリック・ローズ(Derrick Rose)、アイザイア・トーマス(Isaiah Thomas)、ジェイ・クロウダー(Jae Crowder)、ホセ・マヌエル・カルデロン(Jose-Manuel Calderon)が加入している。(c)AFP