【9月26日 CNS】中国中鉄六局集団(China Railway Sixth Group)は20日、北京(Beijing)市内の主要路線の一つである「S1線」で、リ二アモーターカーの試運転を実施した。

 S1線は北京市では初めてのリニアモーターカーの専用路線で、同市における低中速タイプのリニアモーターカーを運営する上でのモデル路線として期待されている。北京市の門頭溝区(Mentougou)、石景山区(Shijingshan)を結んでおり、最終的に地下鉄1号線の苹果園(Pingguoyuan)駅とつながることで、路線は「Z」型のようになる。

 S1路線上に、石門営(Shimenying)、小園(Xiaoyuan)、鉱務局(Kuangwuju)、上岸村(Shangancun)、石龍路(Shilonglu)、四道橋(Sidaoqiao)、金安橋(Jinganqiao)、苹果園の計8つの駅を建設する。路線の全長は10236メートル、そのうち高架か所は9953メートル、トンネル箇所は283メートルにもおよぶ。(c)CNS/JCM/AFPBB News