【8月29日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は28日、ドーピング違反により2008年北京五輪の金メダルを剥奪された中国の女子重量挙げ2選手について、処分に対する異議申し立てを退けた。

 北京五輪で金メダルを獲得した75キロ級の曹レイ(Cao Lei)と69キロ級の劉春紅(Liu Chunhong)は、今年1月に再検査で違反が発覚して失格処分が下されていた。

 48キロ級で優勝した陳燮霞(Chen Xiexia)も、ヒト成長ホルモンの一種で禁止薬物のGHRP-2に陽性反応を示してタイトルを剥奪されている。

 CASが曹と劉からの上訴を却下したことにより、両選手への失格処分が確定した。(c)AFP