【8月22日 CNS】「晴隆24ヘアピンカーブを世界へ」というテーマのもと、中国ラリー選手権が16、17の両日、中国・貴州省(Guizhou)晴隆県(Qinglong)で開催された。中国、オーストラリア、イランなど国内外から約40台のレーシングカー、50人のドライバーが2日間のレースに参加し、大勢の観客が詰めかけた。

 晴隆県は2005年からレース関連のイベントを開催しており、今回が9回目。今年は新コースも増設し、2日間のレースのうち初日に、全行程7.6キロ、24のヘアピンカーブコースを使用した。

 「晴隆24ヘアピンカーブ」は、もとは戦争で使用された抗戦道路だ。山麓から頂上までの直線距離は約350メートル、垂直高度は260メートル。60度ある斜角を山間にあわせて道路を「S」字形に建設した。(c)CNS/JCM/AFPBB News