【8月18日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が、給与の1パーセントを慈善活動に寄付する「コモンゴール(Common Goal)」と呼ばれる慈善活動にドイツ人選手として初めて加わることになった。

 世界中の恵まれない子どもたちを支援するこのプロジェクトでは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が先日真っ先に計画にサインした。

 2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を制したドイツ代表としては初めてこの活動に賛同したフンメルスは、「コモンゴールのことを聞いてすぐに、これはサッカー界が世界をより良くするチャンスになると考え、参加したいと思った」と語った。

「増大していくサッカー界の収益を、もっと有意義な目的につなげられる可能性を感じている。1パーセントの金額が世界中でサッカーと社会活動の架け橋になる」

 フンメルスとマタの寄付金は、独ベルリン(Berlin)を拠点を構える慈善団体のストリート・フットボールワールド(streetfootballworld)が運営する基金に投入される。

 同団体は11人でチームを構成できるよう、この計画に多くのサッカー選手が賛同することを望んでいる。(c)AFP